2007年06月05日

神戸へ:海からのアクセス

神戸へのアクセスを、陸からと空からに分けてご紹介してきましたが、今回は海からのアクセスをご紹介します。

まずは神戸港の歴史を少しご紹介しますと、
港町神戸の歴史は大変古く、さかのぼること1千年以上前の奈良時代から、すでに中国などとの国際交流を始めていました。当時は「大輪田の泊」と呼ばれ、平安時代には平清盛がこの大輪田の泊を港として築いていくことに全力を尽くしたと言われています。

慶応3年には現在の神戸港となる「兵庫港」が開港し、それ以来140年間、神戸は人・モノ・文化が行き交う国際貿易都市として発展してきたのです。

私たち創発システムの兵庫工場も、ちょうどこの歴史ある兵庫港に位置しています。すぐ近くには平清盛を祭った「清盛塚」があり、かつて平清盛が神戸港の発展の楚を築いてきた足跡を感じることができます。
この兵庫工場周辺の話題はまた後ほどご紹介します。。

現在の神戸港ですが、港のすぐそばには神戸の町並み、その後ろには緑豊かな六甲山系を望み、船からの神戸の眺めはほんとうに心癒されます。
神戸へ:海からのアクセス
港には、世界各地の豪華客船が寄航することも多く、クルーズ客船の入港予定も神戸市のホームページで紹介されています。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/39/port/kankou/kyakusen.htm

神戸へ行くには新幹線か飛行機か、と迷われることもあるかと思いますが、意外に船の旅という方法もあるのをご存知ですか。

神戸港からは、国内定期旅客便として九州・四国・沖縄方面へ毎日たくさんのフェリーが出航しています。
これらの方面から神戸へ来られる方、時間に余裕があれば一度港から神戸の街を訪ずれてみてはいかがでしょうか。

例えば、阪九フェリーを例にとってみると、北九州の門司を夕方の18:30に出航して、一晩かけてゆっくりと瀬戸内海をすすみ、朝の6:30に神戸港到着。瀬戸内海には2つの大きな橋がかかっており、広島付近で瀬戸大橋の下をくぐり、明石海峡で世界最大の吊り橋明石大橋の下をくぐってこれが迫力満点。船内にはレストランや大浴場までついていて一晩ゆっくり船内で過ごすことができ、朝には神戸についている、という旅行気分満点のアクセスです。

料金も2等寝室を使えば片道6,500円!とかなりリーズナブル。

一度ためしてみる価値はありそうです。

神戸フェリーガイド http://www.kobe-ferry.com/index.php

ちなみに、海から神戸へ来られる方へのプチ情報をひとつ。
神戸には海から見ないとわからない神戸らしい景観スポットがあるのをご存知ですか。

神戸港が近づいてきたら、六甲山の山々をよーく眺めてみてください。
山の斜面に、港町神戸を象徴する「イカリ」のマーク。
さらには山肌に「神戸市のマーク」まで。

これは夜になるとライトになっていて、これらのマークが暗闇に浮かび上がり、行き交う船に神戸の街を印象付けるしるしのようになっているのです。


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Posted by 創発システム研究所 at 11:08│Comments(0)神戸へのアクセス
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